クライアントの声

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クライアント・インタビュー(動画)

クライアントの方々に、生の声でエレクセ・パートナーズに
ついて語っていただきました

Voice1: クライアントとパートナーが語るエレクセ・パートナーズ(ダイジェスト版)
(4分40秒)
クライアントとパートナーが語るエレクセ・パートナーズ

◇ダイジェスト版に登場するクライアントの方々に、じっくりとより具体的にお話を伺いました

Voice2: エレクセ・パートナーズの魅力とは?
コクヨS&T株式会社 HR開発部長 原田 明紀 様 (7分30秒)
エレクセ・パートナーズの魅力とは?
Voice3: エレクセ・パートナーズを選んだ理由とは?
バイオ・ラッド ラボラトリーズ株式会社
執行役員人事総務部長 石山 恒貴 様 (7分30秒)
エレクセ・パートナーズを選んだ理由とは?
Voice4: エレクセ・パートナーズと長くお付き合いをいただいている理由とは?
株式会社ニチレイ 取締役 河合 義雄 様 (8分30秒)
エレクセ・パートナーズと長くお付き合いをいただいている理由とは?
※ご所属、お役職名についてはインタビュー時のものを掲載しております。

クライアント・インタビュー(記事)

コクヨS&T株式会社 代表取締役社長 森川 卓也 様に、
人材育成の展望についてお話いただきました

Voice5:
「覚悟力を持つリーダーを育てたい」
 

「DeSign Your Next!」

永禮:まず、社長として、コクヨS&Tをどのような組織にしたいのか、お聞かせください。

森川(敬称略、以下同じ):DeSign Your Next!」という、自分たちの働く姿勢やミッションを、今年度に定めました。(1)お客様の次の感動をデザインする、(2)お客様ののぞんでいることの兆しをいち早く感じ、それを商材として形にしていく、(3)商品をデザインする、という3つの思いを込めています。

このミッションを作り上げるのに1年かかりました。その際に、プロジェクトチームで、「コクヨS&Tは何を目指しているのか」「どんなことを大切にして仕事をしたいのか」など、テーマに沿ってディスカッションを重ねていきました。そこからまた多くの話し合いや意思決定を経て最終的に出てきたのがこのミッションです。その後、全社員対象に10回以上の機会を設けて私が直接説明し、全社に浸透を図っているところです。

お客様の価値をつくりあげる、そしてその価値で感動していただく。さらに、お客様のニーズは次々に進化していくので、次の感動をデザインしていく。これが私たちの仕事の共通のスタンスです。

東大合格生のノートのとり方から生まれた「ドット入り罫線ノート

永禮:最近貴社が開発された興味深い商品は、「DeSign Your Next!」というミッションを表しているように思えます。ご紹介いただけますか。

森川:ドット入り罫線のキャンパスノートですね。175冊の東大合格生のノートの共通点を分析して発見された7つの法則、それをできるだけ具現化して、東大合格生のようにうまくきれいなノートが取れるノートシリーズを作ろう、ということで共同開発に取りかかりました。
弊社の開発担当が、気合いを入れてさんざん考えた方眼や罫線について、開発過程で東大生に意見を聞いたら、ことごとく「きれいなノートを取るのにそれは必要ない」と言われてしまいました。結果として、シンプルな罫線にドットが等間隔に入っているだけのノートになりました。できあがったサンプルを東大生に持っていったら、「まさにこれです。このシンプルなノートで十分です」と、すごく感動してくれたんです。
マスを狙った大量生産方式ではなく、東大を目指す受験生という個々のお客様の強いニーズに応える商品を作った。しかも、その商品は、東大合格生のノートを研究したうえで開発され、実際に東大生を感動させたのです。
開発担当も「やっぱりお客様を起点に考えることが大切なんだ」ということが体感できたと思います。

永禮:まさに「DeSign Your Next!」が具現化されたストーリー。お客様のニーズを研究しつくし、個々人のかゆいところに手が届く商品をデザインし、その商品で感動していただく、ということですね。

開発ストーリーはこちら http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/dotkei/story.html

リーダーは「チャンス思考」の持ち主

永禮:DeSign Your Next!」を具現化する人たちを組織としてマネジメントするために、どんなリーダーを求められているのですか?

森川:チャンス視点を持っているリーダーです。自分に降りかかってくる大変なことをどう前向きにとらえられるか。何かまずいことが起こっても「それはちょうどいい」と常にピンチをチャンスに切り替えて考えられる人です。ただし、リーダーは、「なぜ、このピンチについて『それはちょうどいい』と言えるのか」「どういうふうに『ちょうどいい』状態なのか」それをちゃんと考えられなくてはならない。例えば、お客様からクレームを言われたら、それはちょうどいい、チャンスだ。それを解決したら喜んでもらえる、というふうに、なぜ「ちょうどいいか」を考えて、不平・不満・不便をチャンスに変えることが大事です。「偶然を必然にする力」ですね。

ピンチをチャンスと言い切る「覚悟力」

森川:リーダーが「これはチャンス」と言い切るには"覚悟力"が必要です。言い切るということは、自分は責任を持って「こうする」ということを決めて、宣言することになりますから。そこからリーダーに必要な「覚悟モード」に入っていく。
経営自体が答えのない中に答えを出すことですから、経営者が最後に問われるのは意思決定の力です。部門単位ではリーダーも同じこと。言い切る経験を重ねることで、自分の中で意思決定をしていく訓練ができます。「とりあえず」「いちおう」という言葉を使ってしまうのは、言い切れないから。また、「上が方向性を出してくれないから決められない」となどという文句は、自分に方向性を決める覚悟がないことを他人の責任にすりかえているにすぎない。

越権行為は大歓迎

森川:越権行為はOK、と言ってやることだと思います。「課長のときから部長の仕事にチャレンジしてみなさい」というように、その人の枠を広げる問いかけをしています。もっと言えば、育てたい人材には仕事を丸投げして、どう組み立てるかを見ています。優秀な人材なら、もし上司がやるべき仕事を振られたら「ラッキー」と思うはず。なぜなら、本来上司の権限で決まることを、自分の考えで決められるからです。「なぜ自分が上司の仕事をやらなければいけないんだ」とは決して思わない。

もちろん、任せる上司の方にも勇気がいる。でも、任せることによって、部下の能力は上がっていくんです。かくいう私も上司からのよい意味での丸投げで育ったように思います。最初は、「うちの上司は、部下に任せてばかりで、仕事をさぼってなんていい加減なんだ」と思ったりもしましたが、その上司は、実は私に上司の仕事をさせて、自分はその上の役職である役員の仕事をしていたんですよ。

「人」を理解している会社と人材育成に取り組みたい

永禮:いま、私たちは貴社のリーダー育成を支援していますが、私たちのような外部の会社を人材育成で活用するとしたら、その会社に何を期待しますか。

森川:私は、人を経営の手段と考えるより、「人にとっての経営」をしなければならないと思っています。これは、「人」というものを理解しない限り、うまくいかない。また、本来、人は弱い存在だが、チャレンジし、自分を鍛えることで強くなれる。そのために人材開発に取り組みたい。だからこそ、外部の会社では、「人」の心や行動をよく理解している方にしかお願いできない。もっと具体的に言えば、お願いする方については、コミュニケーション力が高いことが必須ですね。

当事者以上に当事者になれるパートナー

森川:さらに、外部の会社でありながら、わが社の悩みと課題を共有して、自分たちもいっしょになって解決する、そういうスタンスで仕事をしてくれる方たちであってほしい。だからこそ、ズバズバと耳の痛い話もしてくれるし、ここぞ、というときに相談したくなる、そんな会社。場合によっては、当事者よりも当事者らしくなれる、そういう会社とは長くお付き合いしていきたいと思っています。

永禮:私たちも、クライアント企業のために、同じ目線でものを見て、ともに歩み、一緒に汗を流す「伴走者」になりたいと考えています。高いチャレンジですが、森川さんの期待に応え、それを超えられるようになりたいと思います。ありがとうございました。

(2008年10月)

コクヨS&T株式会社様 基本情報

設立
2004年10月1日
(コクヨ株式会社の「分社・持株会社」への移行に伴い、「コクヨS&T株式会社」として発足)
売上高
678億円(H22年12月期)
従業員
511人(H22年12月末現在)
事業内容
・紙製品(ノート、伝票、ファイル等)、文房具(金属文具、筆記用具等)、PC関連用品(インクジェットプリンタ用紙、マウス等)の製造・仕入れ及び販売
・文書・情報等、ドキュメント管理のトータルソリューション